Monday, November 17, 2008

あーごめんなさい超手抜きなかぼちゃのそぼろあんかけ美味い。

  • かぼちゃのそぼろあんかけ
  • リークねぎと白菜のスープ
  • ご飯(胚芽米)

シーズンですね。かぼちゃ。白菜。リーク。
八百屋さん[謎]でもひときわ幅をきかせて威張りはじめましたね。

Tuesday, November 11, 2008

11月10日:おつまみに笑っちゃう程簡単でおいしい季節モノ

このシーズンの季節ものなのかー、と、最近のfarmers' marketに行くとわかるものがいくつかあります。その一つが、ピーナッツ。
ここ1ヶ月くらい、生のピーナッツを見かけます。
煎ってないやつ、ローストしてないやつです。

昔ね、ピーナッツの名産地(かどうか本当は定かじゃないけど)、千葉のお土産ってんで、「ゆでピーナッツ」を頂いた事があったんですよ。で、すごーーーーーーくおいしくて。見た目はちょっと芳しくないんだけど。

それを、生ピーナッツを見た時に思い出しました。
早速買って家に帰って、殻ごと20分塩茹でにしてみました。



あーーーーーーーーうまいったら。
お酒のアテに丁度いいんです。
旦那さまは殆ど毎日、帰ってくるとVodka Tonicを作って呑みながら手紙のチェックとかして夕飯ができるのを待ってたりするんですけど、その時のアテに丁度いいの。まとめて茹でておけばZiplocに入れて冷蔵庫で保存できるし(といってもおいしいので1週間ももたずになくなっちゃうんだけど)。

中華系のスーパーとかにも売られてます。この生ピーナッツ。
本当に簡単だし、おいしいし。是非お試し。

Friday, October 31, 2008

10月30日:突然のお客さま、だけど簡単な準備でバッチリ

  • 茹で蟹ととうもろこし
  • ローストポーク

一昨日、本当に何年ぶりってか直接電話といただいたことないんじゃないかっつー「オク」サンから電話が。ってお会いする約束をしました。
まだ改装中の我が家で体裁も悪く申し訳なかったけど、ここは料理でカバー...って凝ったものは平日はできないし。
もうすぐ季節まっさかりの「カニ」は外せません。でもカニだけじゃー働き盛りのお二人(オクさんとその旦那さま)にゃー申し訳ないし、面白くないし。
ってんで旦那さまの大得意な「スロー肉料理」をお願いしちゃいました。
旦那さまのスロー肉料理のレシピはちょっとわからないので、ここではダレヤメな蟹レシピを。

ゆで蟹ととうもろこし、の作り方

【材料】
生きてるダンジェネスクラブ:2杯
とうもろこし:2本
Zatarain's Crab & Shrimp Boil:1パック
塩:大さじ3杯くらい
チリパウダー:少々
レモン:1個

溶かしバターとレモン汁:適当

【作り方】
  1. 蟹二個が茹でられるような大きな鍋にお湯をわかします。
  2. Zatarain's Crab & Shrimp Boilのパックと塩、チリパウダーを入れます。
  3. グラグラに煮立った所で、まずとうもろこしを入れます。
  4. 5分くらいしたら、生きた蟹を入れて20分茹でます。
  5. 火を止めて20分そのまま放置します。

溶かしバターとレモン汁をまぜたものに付けていただきます。


これがね、本当に茹でるだけなんだけど、スパイスがしみ込んでほんとに美味しいんですよ。
おいしいパンがあると最高です。この日はオクサンがおいしいパンとおいしいブルーチーズを持って来てくれて、最高の晩ご飯になりました。

Wednesday, October 29, 2008

と、いいつつ早1ヶ月。事件ですよ!

未だ日本旅行記アップならず(爆。

そんなこと言ってる間に世の中はどんどん過ぎて行くもんで。
事件ですよオクサマ!しかもご近所で!

お隣のマイクさんから聞いたお話。


なんと、M通り(行き止まり)のお宅で、泥棒が!
我が家から歩いて30秒くらいのとこなんですけど。
『何もかも』盗られちゃったって話!!


『何もかも』!!!!!!!!
『何もかも』!!!!!!!!
『何もかも』!!!!!!!!



ガーデナーのふりをしてトラックをつけ、見張りを立てて
1人はガーデナー作業。
そして残りが裏から盗みに入ってゼーンブ持って行ったらしい。





ありえねー怖さです。
ひー。

ウチはRodolfoさんに毎週頼んでるんですけどね。
お隣のマイクさんとこは他のメヒーコさんに頼んでるんですよね。
そしてお向かいのマックスさんとこは今工事の人達が入ってんですよ。

皆のウチの工事屋さんの顔覚えとかないと、こりゃもう大変です。

あー大変。
用心しましょう。皆様。

Tuesday, October 28, 2008

10月29日:残り物でひとりご飯

  • 野菜たっぷりスープ(残りもの)
  • 牛肉とオクラの炒め物
  • 梅の実ひじき
  • 高菜
  • ご飯(胚芽米)

夜、旦那さまは仕事の会食。
久しぶりの1人ご飯なので、残りもの大処分大会。

牛肉は、残ってたステーキ用の肉(冷凍)を薄〜く切りました。
そしてオクラを縦に切って、塩胡椒と酒としょうゆで炒めただけ。
残り物のスープには、大根を足しました。


あーのんびりとウォッカトニック作ってチビチビやりながら高菜をつまんでご飯食べて。
こういう日も日本の一人暮らしにちょっと戻った感じもしたりして、いいわー。

10月27日:我が家風カルボナーラ

スパゲティカルボナーラ、もも風
梨と大根と人参のサラダ

かかった時間:15分位

久しぶりにカルボナーラ作りましたよ。なんとなく「こってりチーズクリームな気分」だったし。

もも風カルボナーラの作り方

【材料】
生クリーム:小さいの1パック
シュレッドチーズ(quattro formaggio):ひと掴み
ベーコン:3枚
卵黄:1個分
バター
タマネギみじん切り:1/4個分
白ワイン:「トポ」くらい
塩胡椒

【作り方】
  1. 湯を沸かし、スパゲティーを茹でます。
  2. ベーコンは細かく切ってフライパンで中火で炒めます。
  3. 時々油を適宜ペーパータオルとかで吸い取ります。
  4. 別の鍋にバターを溶かしてタマネギを炒めます。
  5. 透き通って来たら白ワインを加えて更に炒めます。
  6. 生クリームを加えて火を弱火にし、whipperで泡立てないように混ぜます。
  7. ベーコンとシュレッドチーズを加えてチーズが完全に溶けたら火を止めます。
  8. 卵黄を入れて混ぜ、塩胡椒で味を整えます。
  9. 茹でて水を切ったスパゲティーをソースの鍋に入れてからめて完成。

10月25日:抜けない疲れに、スープでリラックス

  • Ham Hockと野菜たっぷりのスープ
かかった時間:20分くらい

土曜日は、お友達の猿さんが東京からやってきてました。
そして新しいお友達のDiceさんたちと一緒にお昼ご飯をたくさんいただきました。
楽しいお話と美味しいご飯で、旦那さまも一緒についついぱくぱく食べちゃった。
そして猿さんとDiceさんとスーさんが出展している展覧会に行って、これまた贅沢で楽しいひととき。

見終わってしばらくしたら、なんだかもう筋肉痛マックスですよ。前日のが来ましたよ。
車から降りれません。歩けません。
さあ大変です。それより後の予定は変更して、家に帰ってお風呂につかって応急処置。
そして夜は軽くスープとワインでゆっくりしました。

Ham Hockと野菜たっぷりのスープの作り方

【材料】
Smoked Ham Hock:1本(お肉屋さんでぶつ切りしてもらいます)
白菜:小振り1玉
白豆:1缶
グリーンピース:1缶
パールオニオン:10こくらい
●黒粒こしょう:大さじ2くらい
●にんにく:1かけ
●ハーブ(今回は、セージ/タイム/ローリエを入れました)適量
●水

  1. ぶつ切りのSmoked Ham Hockを圧力鍋に入れます。
  2. 白菜は食べやすい大きさに切ってパールオニオンといっしょに圧力鍋に入れます。
  3. ハーブと水と黒粒こしょうを入れて、圧力鍋で15分中火〜強火で加圧調理します。
  4. 火を止め減圧して蓋をあけ、白豆とグリーンピースは水を切って圧力鍋に加えます。
  5. 再び蓋をして5分加圧調理して完成。
白菜がとろっとろに溶けて、パールオニオンが崩れる寸前のあまーい玉になってて、豆もおいしく味がしみ込んで、Ham Hockは骨からお肉がほろほろ取れてて、それはそれは美味しいほっとする一品になりました。

10月24日:疲れた日は旦那さまとお肉のヘルプ

  • ハンバーガーアボガド入り
  • きゅうり、ブロッコリ、トマトのサラダ

金曜日は、終日、我が家の床のカーペットを剥がす作業でした。
リビングのカーペットを剥がして釘を抜いて板の間を綺麗に洗ってオイルを塗って。
1日中腰みたいな姿勢で力仕事したもんだから、もうヘトヘト。
旦那さまにはその日にやると伝えずにいたもんだから、彼が帰って来た時の顔ったら。

そんな体力使う仕事したときは、疲れ具合もひとしおです。
お肉が食べたい気分な日。

絶対家のがおいしいって思うハンバーガーの作り方

【材料】
ground chuck:1パウンド(パティ3枚分)
●しょうゆ:大さじ1くらい
●ウスターソース:大さじ1くらい
●赤ワイン(残り物):大さじ1くらい
●塩胡椒:胡椒多めで
●おろしにんにく:1かけ分
●タマネギみじん切り:1/4個分

【作り方】
ground chuckに●調味料を全部をあわせて白っぽくなるまでよく捏ねる
BBQピットで焼く(焼いていただきました・笑)
焼き上がる寸前に、バンズも切った断面を下にして焼く。
お好みで、サラダ菜、トマト、スライスオニオン、溶けるチーズなどを用意しましょう。

この日、我が家はチーズの代わりにアボガドでいただきました。


いやー、家のハンバーガーが一番っす。

Friday, October 24, 2008

10月23日:残ってるサーモンでクリームパスタ

  • サーモンとブロッコリのクリームパスタ
  • セロリとアボガドのサラダ

かかった時間:30分位

先週金曜日、el cerrito のランチ99で、一尾たったの12ドル。
まぁcanada産のfarm-raisedなんですけど、それでもとってもいいルックス。
そんなサーモンが魚コーナーで光り輝いていたので思わず買っちゃいました。
でもさすがに二人家族には一尾サーモンは大きいのです。
買ったサーモンはすぐ捌いて、その日は半身の半分をcedar plankに乗せてローズマリーと一緒にBBQピットで焼いて。
レモン汁をちょっとかけていただきました。ウマウマでした。
ハラスも焼いて酒の肴にしてウマウマ。
半身はそのままお友達におすそわけ。
残りは丁度いい大きさに切って、冷凍しておきました。

今日はその残りのサーモンの、これまた半分で、クリームパスタを作りました。

サーモンのクリームパスタの作り方

【材料】
スパゲティー:180グラム
サーモン切り身:2切
タマネギ:半分
ブロッコリ:1個
小麦粉:スプーン1杯
バター:1かけ
牛乳:適量
白ワイン:適量
塩胡椒

【下準備】
サーモンの皮はうまく剥がしとる
サーモンの身は一口大に切って塩胡椒しておく
ブロッコリは花の部分と茎の部分をわけ、茎は外側の固いところを削いでとり、内側のところを薄切りに。花の部分は一口大に切る
タマネギはみじん切りに
パスタを茹で始める

【調理方法】
  1. サーモンの皮を、オリーブオイルをちょっと馴染ませたフライパンでぱりぱりに焼いてキッチンペーパーに取っておく
  2. 同じフライパンでサーモンの表面を焼く
  3. 表面の色が変わって少し焼き色がついたら白ワインを入れる
  4. 別の鍋にバターを溶かし、タマネギを炒める
  5. 透き通って来たら小麦粉を振り入れてタマネギに絡める
  6. 牛乳を少しずつ入れてソースを作る
  7. ブロッコリの茎の薄切りを入れる
  8. フライパンのサーモンを白ワインの汁ごと入れる
  9. ゆで上がったアルデンテのスパゲティとブロッコリの花部分を上記のソースに入れて火を止めかき混ぜ、塩胡椒で味を整える。
  10. 皿に盛って、サーモンの皮をパリパリと壊して上にかけて完成。

サラダのセロリとアボガドは、同じくらいの大きさのサイコロサイズに切って、サラダ菜と一緒にいつものドレッシングで和えて完成。



魚はやっぱり新鮮な一尾ものを買って捌くのが一番おいしいですね。
冷凍も、これを使って空気を抜いて冷凍しておけば冷凍焼けしないし普通に冷凍するよりずっと長持ちします。

Thursday, October 23, 2008

10月21日:旦那さまが鶏もも漬け込んで料理モード

  • 鶏もも肉BBQ
  • ワカメとセロリとラディッシュのサラダ
  • パンプキンシードブレッド

最近はなんだか社長がミネアポリスにプレゼンにいくっつーんで、いろいろプレゼン資料とかバタバタと作るっつーのが多く、家に帰る頃には結構へたってます。

この日もそんなモードで帰ってきたら、旦那さまが台所で鼻歌歌いながらなんかしてました。
そろそろと覗いてみると、ジップロックにもも肉を入れ、バーベキューソースでマリネしてます。そして調理台にはおいしそうなパン!
なんつーかね、こういう時に旦那さんには本当に本当に感謝しちゃいます。あ、いつも感謝してますよ。でもこんなことしてくれちゃうと、またまた感謝しちゃいます。

で、最近searsで買った外のガスBBQピットで今日は鶏もも肉のBBQ。

肉とパンだけじゃーいくらなんでも栄養のバランスがアレでしょう、つーんで、サラダを作りました。ドレッシングはいつものレシピ。

ところで、日本にいたときはよく食べてた鶏もも。こっちに来てからは鶏むね肉を食べる機会のほうが多くなりましたよ。アメリカの鶏むね肉、日本のに比べて、やわらかくてしっとりしてませんか?

10月20日:肉じゃがのような肉豆腐のような気分

  • 肉じゃが豆腐
  • 白ご飯(胚芽米)
  • きゅうりの糠漬け

忙しい月曜日の仕事をやっとこさ終えて、「あーもう疲れたーご飯どうしよう」って気分でスーパーに寄ります。
そんな時は疲れててあまりピンとこないから、買うものも決まらない。
とりあえずじゃがいも2個だけかごに入れて、なにか惹かれる食材がないかと一周してみるけど、なーんにもない。
あーもう今日は冷凍庫に残ってる肉とじゃがいもで肉じゃがにでもするか、と。
そんな日もあるさー♪なんて開き直って家に戻りました。
旦那さまが仕事で外食という留守電が。
そんな時に限って携帯を自宅に置き忘れ、帰るまで知らず。
あーそんな月曜日なのねー。

もう今日はだらだらとキッチンで作りながらチビチビとやっちゃうかーなんてお腹空いててそんな気分にもならなくて。
冷蔵庫を開けると、目の前には"House Organic Tohu"が鎮座してます。
んじゃこれとじゃがいもと肉で、肉じゃが豆腐。
残念ながらしらたきさんは冷蔵庫の肉貯蔵エリアで凍ってしまってて使えません。でも豆腐があればなんとかなりましょう。

たまねぎ:1個>>くし形に切る
牛肉(beef chuck)塊:握りこぶしくらい>>脂の塊の部分をとってから、凍ってるのを薄切りに
Yukon gold potato:2個>>カレーの時の大きさくらいに切って面取り
おかべやの天然だし:1/3袋くらい

たまねぎとじゃがいもをbeef chuckの脂で炒めて出汁をふりかけ水を2カップくらいぶっこみます。
んでまだ沸騰しないうちに薄切りの牛肉を入れてほぐします。
そのまま沸騰してくると灰汁が浮いてくるので掬ってとってから中火にします。
醤油と酒とみりんをほぼ同量づつ入れて(トポ、くらい)ジャガイモに芯がなくなる寸前まで煮ます。
七味唐辛子を2つ指のひとつまみ程度入れ、豆腐を一口サイズくらいに切って入れ、火を止め蓋をします。

まだご飯が炊けてなかったので、ちょっとお酒のみつつ、できあがった肉じゃが豆腐で一杯やってたら、旦那さまが帰ってきました。
帰ってくるの、早いよ!

今回の敗因:
結局ご飯が炊けるまで待たなくちゃいけなかった。「早炊き」モードにすればよかった。

10月16日:がんばった名古屋風手羽先の晩ご飯


かかった時間:50分弱

というわけで、初回いきなりがんばった名古屋風手羽先です。

仕事をしてたら同僚と「バッファローウィング」の話になって、頭の中に手羽先が飛び回り始め、手羽先と言えば日本で食べた、あの甘辛のごまをまぶしてある手羽先がどうしても食べたくなって。
この日は、18:00頃には会社を出る事が出来たので、帰りに肉屋さんに寄りました。
"Chicken wingettes" すなわち手羽先を20本($1.99/lb)と、
"Chicken wing" すなわち手羽元と手羽先が揃ってるの($2.99/lb)を6本購入。

いつも多めに作って次の日の弁当にしてるんでね。ちょっと2人だと多いけど、という感じです。
そして家に帰ってネットに接続してcookpadをチェック。

結構たくさん手羽先料理のある中で、今日の気持ちにぴったりきたのがちび姫さんのレシピのこのタイトル。
サクっ!じゅわ〜おいし〜名古屋の手羽先!
これですこれです。今晩はこの気持ちなんです。
書かれているレシピは手羽先10本分。たれの分量を二倍にして作りました。
作り方はここに書かれてる通り。

というわけで、名古屋手羽先をメインにすることは決定しました。
さて手羽先だけじゃーよろしくないので、その他はどうしましょう。

まずご飯をセットして。
かかった時間は手羽を捌く時間を含めて約50分弱。
手羽先のおいしさの秘訣は多分二度揚げです。
本当にサックサク。そしてからめたタレがじゅわーっと。
あらびき胡椒を添えて、好みで付けて食べました。

旦那さんも絶賛。バッファローウィングなんか目じゃないくらいハマりました。
そして次の日のランチにと思って多めに作っておいたのに...
残ったのはたったの6本(泣。
旦那さんが次の日会社に「スナック」として持って行きましたよ。


さてさて、こんな感じの毎日の食卓。
今回のは先週の食卓を思い出して書いたので、写真とかがないんですけど、
これから心がけて写真付きでがんばってアップして参ります。
写真撮るってなると、盛りつけも勉強になるし(汗。

さー今日もがんばるぞー!

Friday, September 5, 2008

日本旅行記 - その1

9月に入って、日本に帰省しています。
いやー、この残暑の蒸し暑さ、気持ちいいですねぇ。
汗がじんわりじっとりぶわーっと、出ますねぇ。
この夏のこの感じにぎりぎりセーフで帰って来れてよかった。

帰ってきてからお肌の調子がしっとりつるつる。
かわいたスポンジが水をぎゅーっとすいこんでる感じです。

ところで、2年ぶりと思っていたのだけど、
実は3年ぶりなんだって。日本。
やっぱりもっとこまめにきてないとだめねぇ、って事いろいろあったよ。

今日、きくちゃんセンセの所に行って、前回のカルテの日付が「平成17年」になっていることを言われ、「え?」と思ったので、その後のいろいろな話(犬が死んじゃった、でもそれは2年前で、私が訪ねたときは犬はいた、とかそういう話のずれ)から発覚。


もー!しっかりしないと!私。
3年ぶりなら3週間にすればよかった!

というわけでもうすぐ一週間が経とうとしていますが、その出来事あれこれは、この後で。

Friday, August 29, 2008

秋と思えばまた夏

先週は長袖が多かった。確かに夜は寒くて布団から早朝足が出たりしてると寒くて起きたんですよ。
まぁ日中は半袖くらいか、長袖の薄手のTシャツで過ごし、夕方からぐぐっと冷えてましたよ。確かに。

なのになんですか、今週からまた夏が舞い戻ってきました。
夜は19時になっても95°F(35℃)前後だし。
昨日の近所の最高気温は公式には104°F(40℃)。でも我が家の温度計は「日陰で」104°F(40℃)。
多分ね、日向は115°F(46℃)くらいあるよきっと。
窓を閉め切って外からの熱風が入らないようにしていると相当涼しいという感じです。
朝に洗って干した洗濯物は昼前にはジーンズでも完全に乾いているし、朝早くから近所のプールの飛び込み台の音と子供のはしゃぎ声が丘にこだましてます。
自宅作業の本日は、もう水着レベルの着衣でお仕事。
日本だと黙ってじっとしていても「じわ」っと汗が出る感じ、なんでしょうけども、
こちらだとあまり汗は出ませんが、気づけば喉からからです。

基本的に寒いのより暑いのが好きなので、そんなに苦しくないのだけど、体力がないと夏は乗り切れないなぁって、こんなとき痛感します。
スタミナつけなくちゃね。

というわけで、数日は、体力がつくような晩ご飯。

一昨日は「う・な・ぎ」。うな重にしていただきましたよ。
素晴らしい日本産のうなぎは手に入りにくいんですけど、台湾産の冷凍うなぎでも、結構おいしくする方法をどっかで読んで、それに倣って作ればなかなかイケます。
解凍してから一回蒸して、それからグリルで焼くの。手間はかかるけど、普通にレンジでチンするとかよりずっとおいしいです。

そして昨日は日系スーパーで手に入れた、今年初モノの「さ・ん・ま」。塩焼きにして正統派でいただきました。
今年のサンマは大漁なんですってね。小振りで脂がのっていてとてもおいしかったです。

皆様、夏バテから風邪などひかないように、気をつけてくださいねー。
夏風邪は、なかなか治りにくそうだし。

Wednesday, August 20, 2008

節電/ガス生活。

我が家は2人と1匹家族。
平屋建ての家に住んでいます。
私もダグヒャンも冷房が嫌いな人種なので、夏の電気/ガス代はよそ様と比べてかなり抑えられているはず、と、推測しておりました。
ある日、ダグヒャンが頼んでいた、「我が家はどうやったらもっと電気やガスを節約できるか」というレポートが、PG&Eから届きました。

そのレポートによりますと、
我が家とおなじような家に生活している人たちの1年の電気/ガス代は、大体1410ドルから2100ドル、なんだそうです。そしてこの料金を支払っている家庭は、通常平均342ドルの節約をすることができるんだそうです。

で、我が家はどこらへんかと申しますれば。
1078ドルですよ。
大勝利。
なんかね、「っふ」とほくそ笑んじゃいますよ。

でも今の状況でも節電/ガスのtipsはあるんです。

1)断熱材を入れる
2)冷蔵庫を買い替える

微妙に敗因は、節電タイプの冷蔵庫を使っていない事、です。
今も引っ越したときから備え着きの冷蔵庫を使っているんです。
ここをクリアすれば、相当いけるはず。
そのために初期投資にはお金がかかりますが、キッチン改造した暁には、更に一歩進むかも。

Sunday, August 17, 2008

子供の頃に触れた本

お友達のレミちゃんのところにも、赤ちゃんが生まれて、今赤ちゃんのための本探しをしてるんですって。
それで、自分が小さい頃に触れた本のことを思い出す機会があり、あの本は今どうなってるんだろう、まだ出版してるのかしら、と、ちょっと掘り下げてみました。
まずは、主に母が、時々父が、毎日読み聞かせてくれた本。
きょうのおはなしなあに(春・夏・秋・冬の巻)
全4巻。毎日違うお話を読み聞かせることができるようになっています。
毎日毎日、挿絵付きの違うお話を読んでもらうのが楽しみで、読んでもらわないと不機嫌になったりしてましたねぇ。

Friday, August 15, 2008

LapTopコンピュータをいちいち出さなくても済むバッグ

2008年8月16日から、TSAの新しいオプションルールが空港で適用されます。

New 'Checkpoint Friendly' Laptop Bag Procedures
(リンク先は英文)

Starting Aug. 16, TSA will allow laptops to remain in bags meeting new 'checkpoint friendly' guidelines. Not all laptop bags are 'checkpoint friendly'

詳しくはリンク先を読んでいただくとして。

その鞄はどういうもののことをいうの?っていう詳しいことは、ここに書かれてますが、バックパック型とかいわゆるお医者さん鞄型のやつはダメ、みたいな、形(開き方?)の規制と、金属製のボタンやジッパーやポケットがついてたりするのはダメ、みたいな、素材の規制があるみたいですね。
で、そういう鞄はSkooba designとか、Mobile Edgeとか、Targusとかから来月には発売されますってニュース記事を見たんですけど....





どれも形とか色とか野暮ったくないか?
素敵でもかわいくもないし。

なんかこう、もっとかっこよかったりかわいかったりするのを発売してよ、と。




こんなのとか(これは金属使ってるからダメだけど)、こんなのとか(これは開き方がフラットにならないし、金属使ってるからだめみたいだけど)、もう少し素敵なのにして欲しい。

戦争が終わった日

8月15日は、第二次世界大戦が終わった日、終戦記念日ですね。
そんな本日も、相変わらずこちらは良い天気です。

その戦争で、今私が住んでいる国は「勝った国」、私が生まれた国は「負けた国」。

この戦争に絡む記念の日に、各国民が違う視点で同じ出来事を語り継ぐのを見る事ができ、感慨深い、というのかそれとも興味深い、というのかなぁ、不思議な気持ちになります。


アメリカに引っ越してから、何回か終戦記念日を迎えましたが、日本のような習慣はなく、習慣がなければ忘れるもので、その日が終戦記念日ということを忘れて、その日も初めたばかりのゴルフの練習をしていました。
汗をかき心地よく疲れたところで練習を切り上げ、「練習後の冷たい一杯」で癒されたい思いで併設されているレストランに入りました。

入ると、なんとなくいつもとちょっと雰囲気が違ってました。
いつものように、おじいさんが二人、バーの後ろのテレビモニタに映ったビンゴゲームをしていて、バーテンダーのお姉さんは陽気にカウンターに座っている他の練習後のお客さん達に話しかけたりしてるのだけど、そのいつもの風景とは別に、いつもよりずっと多くのおじいさんおばあさんが皆きちんとお洒落して、そのレストランでビールを飲んだり楽しそうに話したりしていました。

「誰かの記念日か誕生日かなにかかなぁ」と、ぼーっと思いながら、ギンギンに冷えた生ビールを一口飲んで「っくーーーー!」とやっていると、横におばあさんとおじいさんがやってきて、同じように生ビールを頼みながらにこやかな顔で私に話しかけてきました。
オバアサン「日本人ですか?」
モモ「はいそうです」
オジイサン「今日は何の日か知っている?」
モモ「えーっと...」
オジイサン「戦争が終わった日だよ」

それからおじいさんとおばあさんは、この近くの山にある砲台の話や、パールハーバーの話、戦争でたくさんの人が兵隊に行った話、零戦の話、日本の兵隊の人達の話、国旗の話などなど、彼らが実際に見て経験した「地元の」戦争の時の話をしてくれました。
あまりにもリアルなのだけど、とても遠くかけ離れた世界の話に聞こえ、話してくれた事の詳細は思い出せないのだけど、頭の中にはっきり映像が見えてくるような不思議な感覚になりました。
怒りや恨みや悲しみなどは、私に対する彼らの口調には一切なく、どういう事が起きてどういう気持ちだったかをやさしく思い出すように淡々と語りかける、という感じでしたが、聞いていて自然と涙が出てきました。


母は、東京大空襲の時に疎開するという経験のある人で、昔、品川区にある、京陽小学校というところで小学生に戦争体験を話すために招かれたりしていました。
日本で数年前に、まったく逆の視点からこういう役目をしたんだと思うと、改めて母に対しても尊敬の気持ちが湧きます。


語り継ぐというのは、大切なことですね。

慣らすのは難しくて時々辛い。そして慣れるのは簡単で楽。と思ったこと

最近、慢性的な肩こりや腰・背中の痛みから、また解放されつつあります。
以前日本にいた時は、たまーに行く鍼治療と、たまーに行くジムでの運動で軽減されてたのですけど、
いつもひどくなって通って「こりを治そう」と、始めは思っても、
そのうちなんとなくひどくはならないが完全によくならない、というレベルで習慣にならずとまってしまい、
また背中が痛くなって...の繰り返しが多かったんです。
仕事が忙しいとか言い訳が常に免罪符。
忙殺されると一時は肩や背中の痛みも慣れてしまい、しばらくメンテナンスしないでまた痛くなるという悪循環。
でも身近に鍼の先生がいたのでかけこみ治療でなんとかなっていました。

アメリカに引っ越してから、当然のことながら、困りました。

ジムに行って身体を動かしてもよくならないし、信頼できる鍼の先生は見つかったけど遠い。冬の寒さはきつく、手足の冷えも重なって、事態はひどくなるばかり。辛いと思いながらも一向に根本的な解決が必要と本気で思っていたわけではないような。

とうとう首が動かなくなってしまい、これはもうどうにかしないといけないと思っていたある日、
「今なら初診無料(レントゲン付き)キャンペーン」をやってるカイロプラクティク診療所のチラシにつられ、アメリカでカイロプラクティク初体験。

Tuesday, August 12, 2008

田舎の親戚の家の思い出

夏はやっぱり暑くなくっちゃ。
じっとりと、黙っていても玉の汗が吹き出るような夏も好きですが、
今住んでいるところの夏は、刺すような日差しが痛い程の、乾いた夏です。
サボテンが楽しそうに輝いて見えます(笑。

こちらに移ってから、夏の野菜を育て、収穫する楽しみができました。
今年はブロッコリとトマトが発育中。
無事に収穫できるでしょうか。

日本にいるときには、季節の野菜に疎くなりがちでした。
だってお店に行けば一年中同じように野菜が並んでるじゃない?
でも小さい頃、八百屋さんでは季節によって並んでる野菜が違った記憶があります。
やっぱり季節の野菜をその季節に食べるのが一番おいしいですよね。

トマトは夏の野菜。
夏になると出る特別のトマトが、「heirloom tomato」(スペル間違ってたよショボン)。
これは普通の見慣れたトマトとは見かけも味も全然違うんです。
見かけも、味も、濃いの。
この時期だけのお愉しみ野菜。

とうもろこしも夏。
おばあちゃんの妹の家に遊びにいって、このトマトととうもろこしをごちそうになったのを思い出します。
その時いただいたとうもろこしは、紫色のつぶがところどころにはいっているやつ。
小ぶりなんだけど、甘くて、もっちもちしていておいしいの。
露地物の野菜って、なんでいつもあんなにおいしいんでしょうね。

さて、以前から探し求めて旅に出る勢いの、こがれてる野菜があります。
それは、シソ。赤いシソ。梅干しの抗菌の役割も果たしてくれるという。
もう梅干しはできあがってしまったんですが。
鉢植えを探してるんですよ。で、売っている場所はわかったんです。
ですが、いつも売り切れ。なかなかうまい具合に出会えません。

今は青シソを育ててます。青シソは、これはこれで、本当に毎日重宝します。
サラダに入れたり、刺身に使ったり、肉を焼く時にも巻いてみたり。

このシソも、思い出があるんです。
親戚のおばさんの家に遊びに行った時。
その日は猛烈に暑くて、本当に立っても座っても寝転がっても、吐く息と一緒に汗がぶわっっと吹き出るような天気。向こうの方には入道雲がにょきにょきしていて、真っ青な空が頭の上に広がっていました。そして周りは山。山の中の藁葺き屋根のそのお家に遊びにいったときに、おばさんが素敵な飲み物を出してくれたんです。
小さなお盆に、冷たいおしぼりと、氷で汗をかいた小さなグラスに入った、素敵なルビー色のすばらしい飲み物。

赤シソのジュース。

これをね。
実は作りたいんです。残念ながら、我が家には青シソしか今ないんだけど。青シソでもできるんですって。しかも簡単なんですって。
あっつい夏だから、あの時おばさんがくれた、ルビー色の素晴らしい飲み物を飲んで、身も心も「すーっと」涼しくなりたいなぁ。

Monday, August 11, 2008

生きてれば、お腹すくんですねぇ。なんでも。

今日はお弁当に、アボガドの冷たいスープを持ってきました。
最近我が家でブームのこのスープ。
またもや「きょうの料理6月号」に載っている簡単レシピを冷蔵庫の中と相談してちょっとアレンジ。

1)リーク半分とセロリ半分をみじん切りにして、バターで炒めます。
2)それに、ストックしてある鳥スープ(2カップ位)を加えて少し煮込み、塩胡椒で味を整えます。
3)火を止めてから牛乳(1カップ)を入れてあら熱をとります。
4)ミキサーにそれを入れて、アボガド(一個半)を入れ、とろとろになるまで撹拌します。
5)冷蔵庫に入れて冷やします。
6)食べるときにヨーグルトを落とします。

本のレシピはもっとアボガドが少ないし、たまねぎを使ってるんだけど、冷蔵庫にたまねぎがなかったのと、我が家のアボガド好きに併せてこんな感じで作りました。
これと、豚肉の角煮丼が今日のお弁当。



オフィスには今日からロードトリップ帰りのあゆみチャと犬2匹「ルーカス」と「ルーシー」も出社です。
このオフィス、結構会社の人がペットを連れてきます。
日本のオフィスの感覚とは違いますよね。

その2匹のうちの1匹、ルーカスの身体に、コオロギがついてました。
あゆみチャは、コオロギとか苦手なんですって。
紙コップで生け捕りになってたんですけども、
さっき、リッチがそのコオロギを持っていって、リッチのペットの「ルーシーその1」に与えてました。

で、めずらしい絵だったので写真にとってみました。


もりもりコオロギを食べるルーシーその1。

タランチュラを生で観るのも結構勇気がいります。
ちなみにこのオフィスには、タランチュラが2匹いて、両方とも「ルーシー」という名前。
ルーシー多いよ!

オリンピックが始まりました。

今年はアメリカで観る初めてのオリンピック。
オリンピックに対する国民の熱は日本と全く違います。
無関心な人が結構多いんですよ。
だから日本での「オリンピック一色」な感じはありません。

でもアメリカにも見所いっぱいな選手が多くいます。
私がオリンピック前から注目しているのは、女子水泳のDara Torresさん。今年のオリンピックで最高年齢の女性だそうです。ちなみに二番めは谷亮子さんなんですってね。
どちらも1児の母。がんばって欲しいです。

Dara Torresさんは先日4×100m女子自由形リレーに出場。USチームはオリンピック記録を更新し、見事銀メダルを獲得しました。どんだけすごいのか。改めてびっくり。

ヤワラちゃんも柔道で銅メダル獲得だそうで。毎回出場して毎回メダル。本当にすごいと思います。


他にも女子水泳や男子水泳、フェンシング、ビーチバレー、バスケットボール、体操等々。
オリンピック始まってすぐから我が家は毎日大忙し(笑。おかげで8日から寝不足が続いてます。

惜しいなぁと思うのは、放映権の絡みで、オリンピックを放送している局が1社だけ、ということ。
他の局は殆どオリンピックの事には触れないんです。
こんなに素晴らしい選手が半月の間素晴らしいプレーをしているのにね。

続きまして、塩らっきょう

漬け物ブームが続きます。
日本が相当恋しくなってるんでしょうね。
次はらっきょう。

小さい頃、弟が大好きだったらっきょう。
家では母がらっきょう好きな弟のために、夏には塩らっきょうを漬けてくれていました。
甘酢のらっきょうと違って、辛い。でも独特のその味は、やみつきになります。
甘酢のらっきょうも、始めに塩漬けにするそうです。

そんなわけで、夏になると、塩らっきょうを少し恋しくなります。
でもそんなに強く「あー食べたいね」って感じじゃないので、なければないで済むんですけど。

ある日、また見つけちゃったんです。泥付きのらっきょう。
そんなに大粒じゃなかったんですけど、早速買って帰りました。

根っこと頭を取って、外側の皮を向いて。
粗塩で塩水作ってziplocに入れて常温で漬ける事三日。
発酵してきます。

今年もおいしい塩らっきょうできました。
こっから少しを味噌漬けと甘酢漬けに。
塩らっきょうはみじん切りにしてサラダドレッシングや炒め物にも使えて美味しいです。

こういう常備菜があると、晩ご飯の時に便利なんですよねー。

さて次は...なに漬けるか(笑?

Friday, August 8, 2008

江戸しぐさ

「江戸しぐさ」
前出、高橋理子さんのサイト内、彼女のblogがありまして、時折拝見していたわけです。そこにある日、「NPO法人江戸しぐさ」という言葉が出てきました。

「江戸しぐさ」...なんだろう、しかもNPO法人? と、東京生まれで日本が恋しい私にとって、とても興味を惹く単語を検索して調べてみると、少いながら、とても面白く興味深い内容だったので、さっそくのめり込んでしまいました。どうやら2006年から2007年にかけては、朝日新聞のマリオンで連載もされていたようですし、小学校の授業などでも採用されているお話だそうで。
江戸時代、口伝の行動哲学があったのにも感動。そしてその一端は、自分の両親から習ったり倣ったりしたことも思い当たり更に感動。

一部はアメリカ等でも常識的にしている事だったり、
一部は親からしつけられてきた事だったり。
でもこうやってまとまって説明されていると、改めて背筋がしゃっきりする思いというか、ちゃんとしなくちゃね、と思わされました。
これ、多くの人が読んで学んでくれるといいなぁ。

梅あそび - 梅酢編

さて。梅酒を作って梅干しを作って。
我が家や俄に梅ブーム。
まだまだ巷には青梅が出ておりました。もちろん日系のスーパーや中華系スーパーに、ですけど。
(梅の木が欲しいなぁとか気長なことも思っておりますが)

まだなんか一品作っておきたいな、と思い立ち、青梅を更にお店で1パウンド購入。

きれいに洗ってウォッカで消毒までは同じですが、
それを酢に漬けて、梅酢を作りました。

梅酢って夏バテとかにも効果あるんですって。

うちではよくサラダを作りますが(ほぼ毎日)、ドレッシングは自家製なんです。ボトルに入ったドレッシングはどうも甘すぎたり濃すぎたりで。
で、普通に酢を入れるところを梅酢にして作るとこれがサッパリと。
もう少し漬け込んで味が出てきたら、ソーダ等で割って飲むのもおいしいでしょうねぇ。



さて、オリンピックが始まりましたね。
開会式、まだ観てないんですけど、今晩の特集で観られるかなぁ。
今年は41歳のアメリカ人スイマー、Dara Torresに注目しています。5回めのオリンピックがどうなるか、見届けたいと思います。

Thursday, August 7, 2008

梅あそび - 梅干し編

6月の終わりだったかなぁ、とある日。
お友達のきょんさんから

「梅が手に入りますよ。青いのがいいですか?熟れてるのがいいですか?」

きょんさんが、以前に青梅エキスを作ったのよーってのを聞いていて、
「梅?!梅干しとか梅酒とかの梅?!欲しいなぁ」とくねくねしていたら、
覚えていてくれて声をかけてくれました。
梅酒は前に作った事があるから今年も作ろうと1パウンド。
梅干しは作った事ないのだけど、おいしい梅干しに飢えているので自作してみよう!とこれも1パウンド。
頼んで分けていただきました。

さーて梅干し。どうしたものか。
梅干しの作り方なんて、おばあちゃんかおかあさんか、聞いても「案配」で言われちゃうから電話じゃ難しいしなぁ。と紀伊国屋ブックストアへ足を運んでみました。
そしたらなんと!「きょうの料理6月号」の表紙には「梅干し」。素晴らしい。

丁寧な詳しい作りたいという人は、本かインターネットできっちりしたのを調べてくださいね。

[我が家の簡単梅干し]
材料:
完熟梅500グラム位
塩75グラム位
ウォッカ(梅を洗って消毒するため)

道具:
ziploc:2枚
底の深いタッパウェア:1個
ボウル:1個
爪楊枝:1〜2本

今回は焼酎は高いので、安いウォッカを使うことに。

一応「きょうの料理」を参考にいたしました。
やはり日本の昨今のレシピは健康志向。梅干しも減塩です。
しかし読んでいくと、「減塩梅干し」は「カビが生えやすい」そうなんですよ。
さてはて。減塩。11%。ずぼらな私の初めての梅干し作りでいきなり減塩に挑戦?
あまり自信もありませんし、ここはちょっと高めの15%くらいで。

[洗う]
さてさて、いただいた梅。きれいに洗いましょう。
ごしごししてしまうと表面の皮がずるりとしてしまいます。
一つ一つ丁寧に水で洗いましょう。
そして梅のヘタもしっかり爪楊枝で丁寧に取り除きます。

[乾かす]
洗った梅はよく乾かします。ざるとかに並べたり、キッチンペーパーとかを下に敷いたりして。

[消毒]
すっかり乾いた梅を、ウォッカで消毒。ボウルに梅を入れて、ウォッカをふりかける感じで梅に行き渡らせます。
あんまり入れすぎるとびしゃびしゃになってしまうので、まぶす程度で。

[塩をまぶす]
分量の半分くらいの塩を梅にまぶしつけます。

[タッパーに並べる]
タッパーの内側にziplocを入れて、その中に塩まぶした梅を並べていきます。

[塩をかける]
並べた上に塩をかけます。多分500グラムだったら1段くらいに並べきるとおもうのだけど、段ごとに塩を上からかけていきます。最上段にも塩をかけます。

[ziplocを閉じる]
空気をできるだけ抜いて、ziplocを閉じます。

[重石をのせる]
もう一つのziplocに1キロの水を入れて閉じ、これを重石にして、梅の入ったziplogの上に乗せます。


これで大体1ヶ月。部屋のあまり温度の高くない暗い場所(シンクの下とか)に置いておきます。
少しすると、梅から水が出てきてます。これは「梅酢」というそうです。

1ヶ月くらいすると、この梅酢が梅の最上段の上くらいまで上がってきていると思います。


[天日に干す]
日本では土用の日に梅を取り出して天日干しをするそうです。
カリフォルニアでは毎日晴れているので急な雨の心配はありません。ラッキー。
ziplocから梅を取り出してざるに等間隔に離して並べます。
梅酢はとっておきます。後で使うよ。
漬けていた梅は、1ヶ月で赤くなってます。真っ赤じゃないけど。
赤い紫蘇が今回はなかったのですけど、赤シソがあったらもっと素敵かも。

私は朝外に出して、夜は取り込みました。
夜はいろんな動物が出てくるからね(笑。

[瓶に詰めて保存]
さて3日干すと、梅の表面にうっすら塩が浮いてます。
これを丁寧に熱湯消毒した瓶などに詰めて、上からとっておいた梅酢をかけます。


完成!

ちょっとしか作らなかったけど、8月初め、昔味のおいしい梅干しができあがりました。
来年はもっと作るぞぅ。

Wednesday, August 6, 2008

最近の興味のきっかけになったこと

ご無沙汰してます。
前回の投稿から既に幾月も経ってしまいました。

あまりにも放置しすぎていたのである方から「相当忙しいのですね」とご指摘を受けたりしつつも、あまり忙しくもなく「えへへ」なんていいつつ更に放置していました。申し訳ありません。
そんなことを反省しつつ(何回めかと)、またぼちぼちと書いて参ります。

最近の興味につながる、いいモノ(人?)との出会いをここに書き留め、忘れないようにしたいと。

HIROCOLEDGE

今年、何かを読んでいた時に知った、高橋理子さんというデザイナーの方がやられているブランド、HIROCOLEDGE。
何が素敵って、柄が素敵。モノが素敵。そしてなによりコンセプトが素敵。
昔子供服のテキスタイルデザインをしていた頃は、早い子供の成長故に、かわいい服ができあがっても生地がだめになるまえに着れなくなってしまうジレンマに悩んだ事もありましたが、こうやって考えてモノ作りしてる人もいるんだという感動。しかも美しい。ゆるぎない。古くない。素晴らしいと思いました(べたボレ)
思えばこの頃あたりから、自分がより「生活」に注目し始め、エコロジーやリサイクル、「美しく無駄を出さない生活への努力」に拍車がかかっていったような気がします。
この方の作品の中の「SLEEVEBAG」と手ぬぐいをHIROCOLEDGE STOREで購入し、以降毎日愛用。とても使いやすくコンパクトで、潔いデザインです。
このHIROCOLEDGEでは、様々なコラボレーション作品も出していて、また一目惚れしたのが、「福助足袋とのコラボ」。たまらん。日本に住んでいるお友達に「買ってきてー」と頼んでみたのですが....やっぱりサイズなし(がっくり)。
きっと人気が出て売れたらもっとサイズ展開されると、信じて。

Thursday, March 6, 2008

パワーみなぎる人

パワー全開!
私が独立したときに、最初にお仕事をくださった会社の社長。
猛烈パワー全開な、その人柄に圧倒されるような感覚が、20年近く経った今目の前に蘇ったような。
そんな人にお会いすることができた。
少しの時間の中で、その方の仕事の内容や将来の会社のお話を伺って、その方のパワーを感じていくうちに、あの社長と影が重なり新鮮な感覚を思い出した。
振り返れば私の初めて勤めた会社の社長も、パワー全開な人だったし、日本で最後に会社員として勤めた会社の人達も、パワーみなぎる人が多かった。
仕事が苦しくても楽しいと感じている時は、みなぎってるんだなぁ。なんか。
楽しんでがんばろう。

そして既に3月

早いよ。月日のたつのが!(て言い訳。

もう3月になっちゃいましたね。
2月はなんとなく結構イベントありました。

ゴルフ観に行きました。
モントレーのほうで毎年行われてるat&t Pebble Beach National Pro Amってやつ。旦那さんに連れてってもらいました。
今まではなんとなく「ゴルフ観るってどこがおもろいのよ」とか思ってたんですが、昨年LPGAに連れてってもらってからちょっと面白くなって、そんでこのプロアマはセレブとか混ざってるんで、生アンディガルシアとか生ヒューイルイスとか生ケビンコスナーとか観れちゃうってんでギャラリーも含めてかなりリラックスしてて結構面白かった。

近場の露天風呂に行ってみました。
ヒッピーなお風呂[謎]でした。なんでも「フィンランド式」なんだそうで。サウナとかいきなり蒸気がどばーっと出てきたりして慌てましたが、樽っぽい露天風呂にはやっぱり癒されますね。

でっかいでっかい雲丹を買って食べました。
殻を割って中身を取り出すのにものすごく苦労しました。でもウマカター。

旦那さんがまた竹を買いました。
また違う種類の。現在のところ、合計9鉢あります。

2月はこんなとこかな。

そして3月になってすぐに
Sebastopolのほうに酵素風呂とマッサージに。
Osmosis行ってきました。
最高。パラライス。心の芯から癒されました。

なんつーか、お風呂づいてます。最近。

Thursday, January 17, 2008

1月も半ば

半ばきちゃいましたね。早くも。
寒い寒い、なんて言ってたらすぐだ。いけないいけない。

まぁここんとこ何してたかっつーことをメモがてら徒然。

年末にお声をかけていただき、計5日ほど、一仕事してました。
小さなプロジェクトだったんですけど、そして世間には出ないものを作ってたんですが、これがね、結構楽しくて。ご協力いただいた方々に感謝。打ち上げやろうね[誰となく]。

少しだけど、お節のおかずとか作ってました。
昆布巻きでしょ、酢蓮でしょ、膾でしょ、田作りでしょ、煮物でしょ...。izuちゃん達にもマティーン達にも食べてもらって、なんか義務果たした感があります。

お寿司パーチーとかしました。
お友達の家で。およばれですよ。うふふ。でも、お寿司を作りにきて、というおよばれ。アテクシはカウンターの中で板前さん、という立場でした。そのイベントもあるってんで、刺身包丁、新しいの買っちゃった。うふふふふふふふ。

猫をもう一匹飼うかどうか、検討しはじめました。
どーも我が家のピート。人間と思ってる節があるのです。最近特に。こりゃもう一匹飼って、猫の本能を呼び返してあげないといけないんじゃないかと。でももう一匹面倒みる、とか単純にいかないよねーきっと。もう一匹もピートみたいに躾されてればいいけど、そうじゃなかったらどうなっちゃうんだろう。

あとなにしたっけかな。
あ、そうそう、最近少しだけですけど、イーストベイの面白そうなお店を見に行くようになりました。
Hida Tools & Hardwareとかちょっとヒットでした。なんか「あれ欲しいなぁ」なんていうものが、そこにはあった。そんな感動。
まぁきっと普通の人は「ん?」て言うようなものなんですけどね。剪定ばさみとか裁ちバサミとか糸切りばさみとか竹箒とか角尺とか。刺身包丁も、そこで素敵なのを見つけましたよ。



そんな感じかなぁ。今回はちょっと写真はまだなし。次回はちゃんと写真とか取りますんで。

Tuesday, January 8, 2008

年始の雨

元旦過ぎて2日。
太平洋からものすごい嵐の雲が来てますよっていう天気予報が連日続きました。
3日には嵐がとんでもない風と雨を連れてくると。毎日うるさいくらい。

テレビの天気図をみたら、まさに大型台風のような渦巻きが太平洋を渡ってやってきていました。あれでしょ?これがこないだ日本に雪とか降らせちゃったやつなんでしょ?とか思いながら見てましたよ。



最初は「やっと雨が降るんだねぇ」という感じ。2007年は本当に雨の降らない年でしたからねぇ。でも2年前、ものすごい雨を見ていたので、あれがここにまた来たら大変な事になると予想して...
  • 西側の外壁を修復し、
  • 昨年秋にはすっかり雨樋掃除をし、
  • 伸び放題だった庭の木の枝も少し切り、
  • 北側の斜面に段差をつけて、土砂が崩れないようにして、
と、準備は着々としていたんですが...。一つだけ、延ばし延ばしにしていたものがありまして。

Spark arrester。
日本ではまったく聞かなかったコレ。暖炉の煙突の上につけてあるもので、火の粉が煙突から外に飛んでいかないように、また、煙突からいろんなモノが入ってこないようにつけてあるモノなんですけど、これが2年前の嵐のときに飛ばされて、重石で応急処置をしてあってそのまま。
今度の嵐で風が強く吹いたら、もしかしたらこの重石が飛ばされて屋根に落ち、そしたら屋根は絶対穴が開いちゃう!

時々郵便と一緒にくるクーポンの中から「煙突掃除屋さん」のクーポンを探し出し、早速電話。
「お願いだから嵐の前に来てください(涙)」
と頼んでみたら、嵐がもうすぐそこっていう3日の夕方、来てくれました。でっかいロシア人の煙突掃除屋さん。

そういや、こういう出張で来てくれる「なんとか屋さん」て、いつも思うんだけど、大抵移民系の人ですよね。そしてものすごく仕事が早くて的確。偶然なのかなぁ。前に来てくれたアラブ人の水道屋さんとか、ベネズエラ人の車の窓ガラス交換屋さんとか、メキシコ人の下水工事やさんとか、あ、あと害虫駆除屋さんもインド人だったなぁ。

もう雨はしとしと降っていて、風も若干強くなり始め、なんだか薄暗くなっちゃって、大丈夫かなぁとちょっと思ったけど、この煙突掃除屋さん、かなりでかい人だったので、ちょっとやそっとの風じゃぁ吹き飛ばなそうな感じ。しかし我が家の煙突がある場所の屋根の下は、屋根裏のないタイプ。この掃除屋さんが屋根を歩く度に
「ッドス!ッドス!ッドス!」
と響きまして、これはこれでかなりヒヤヒヤしました。まぁさすがこれでご飯食べてる人だけあって、作業は15分もかからず終了。これで安心して嵐に備えられるぞと、ほっと一安心しておりました。

その夜。

嵐はやってきました。
夜中、寝ていると、雨が屋根を打つ音がだんだん激しくなってきましたよ。「あーすごいなぁ...ムニャムニャ」と夢うつつでその音を聞いてました。だんだんと風も強くなって来て...

4日金曜日。

朝から雨が時折強く降ってました。庭のすずかけの木の小枝もかなり折れて落ちてるし。紅葉の木もすっかり丸裸。遠くの樫の木のドングリの皮が大量に玄関に散ってるし。風もかなり強くなって、お向かいの大きなRed Woodが今まで見た事もない程揺れていました。ヒー!倒れてきたらどうしよう!とか妙に興奮状態。
こっちは停電や土砂崩れがないかとヒヤヒヤしてましたけど、運良く我が家近辺は大事もなく無事。あぁよかったー。
どうやらあちこちで停電や浸水もあったようで、ずいぶん長い間電気のない生活を強いられた方々もいらしたようです。天気予報ではこの後も第二弾、三弾、四弾の嵐がきますよと警告してました。

まぁ嵐も去ってしまえば後はとりあえず片付けるだけ。
次の日雨も上がって庭に出てみれば、倒れた鉢は奇跡的に一つだけ。
庭のオレンジも6個だけしか落ちてないし、
我が家の被害はガレージの浸水くらいでした。

ほっと一安心して近くのスーパーに食料を買いにいきましたら、その途中。おおきな樫の木が縦に二つに割れて、一方が民家の屋根に落ちてる風景が...。
ヒー!
屋根は運良く家のポーチの部分でしたが、見事にそこは破壊!
怖いですよねぇ。もし自分の家に木が倒れて来たらとか考えるとぞっとしました。家の近くに立っている木、天気が良くなってきたらちょっと手入れしなくちゃとか真剣に思ったり。




電気が止まった時の生活といえば、我が家では1年に何回か、主に夏場に停電するのですが、そういう時の備えって、意外としてないもんなんですね。
ろうそく、電池、携帯ラジオ、カセットコンロとボンベなどなど。今年は雨が多そうだし、もう少しまさかの備えを見直してみなくちゃ。

Wednesday, January 2, 2008

運動の後の栄養補給

どこかの栄養ドリンクのキャッチフレーズのようなタイトルになってしまいましたが。

結局往路1時間、復路1時間で、計2時間程山歩きをしました。
いい空気を吸って、体の細胞の一つ一つのエネルギー全部を使って初春のご来光を拝み、顔が痛くなるほどの外気なのに「あづー」とかいいながらニコニコしていたのですが、全行程終わって車に戻ると「ど」っと疲れが出てきました。
おまけに皆のズボンの裾は、なんだか泥まみれ。
道の途中には牛やら馬やらのウンコ山が、地雷のように各所に置かれていたので、きっと踏んだひともいたに違いない。トレッキングシューズの溝にはきっちりと泥などが詰まって溝の役割を果たさない状態になってたし。
それぞれ一度家に戻って着替えてから再度集合ということになりました。

アテクシ達も家に戻ってシャワーを浴び、ふぅっっと一息。
いつものまったりした時間と違って、なんだか爽やかに疲れていて、気持ちいい感じです。

そんな気持ちいい感じを体に貯めつつ、昨日の晩から水でふやかしておいた豆を煮はじめました。煮豆は結構水こぼしや煮ている間に時間があるので、田作りも作っちゃえ。もう少し時間があるから塩むすびも握っちゃえ。もう少し時間があるから鮭のハラスも焼いちゃえ。あ、そうだそうだ、煮豚はまりヒャンとStanさんが好きだったっけ、切って温めよ、と、なんだかトントン拍子に料理ができてきました。
そこにあゆみヒャン一家、まりヒャン一家登場。
まりヒャンは数の子、高野豆腐、伊達巻き、かまぼこを持って来てくれました。あゆみヒャンは鍋まで持参(!)で、もう鍋の材料まで準備OK!

Black beansの煮豆と田作り。横に見えるのはまりヒャンが作ってくれたかまぼこのシソキュウリ挟みいくらのっけ。奥にちらりと見えるのが、煮豚。

まりヒャンの作ってくれたかまぼこ奇麗!
ひとまず塩むすびと鮭のハラスと田作りで、山歩き後の栄養補給をしてもらって、お屠蘇がないので冷酒をオチョコで乾杯!

Stanさんのお酌で。

ローズボウルパレードを観ながらまったり。

鍋の肉団子に舌鼓を打ちながらゆったり。
いろいろ料理を作りつつ、鍋をつつきながらゆっくりのんびりとしたあったかいお正月を過ごしましたよ。

おせち料理に力を入れられなかったのは来年への反省点にしておきます。昆布巻き、栗きんとん、酢蓮、なます、などなどは、1月中にぼちぼちと作っていく事にしましょう。

初日の出を拝む

明けまして2日目。
皆様、おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

というわけで、タイトル通り、初日の出を観に行くイベントで始まりました、2008年。

あゆみヒャンから3日くらい前にお誘いの電話をいただき、
正月の予定を決めていなかったアテクシ達は「おぉ!それはいいアイディア!」とばかりに二つ返事でなんだかノリノリ。
2007年までのアテクシだったら、「いやぁ、1時間のハイクなんて、絶対自分の体が持つまい」と、悔しい気持ちでお断りしていたんじゃないかしら。
でも2008年に向かって、なんだか「やればできるんじゃないか」って気持ちがものすごく後押ししてくれて、気持ちよく「やってみよう!」と思えましてん。これっていい感じかも、と。

2007年12月31日は、日の出から日の入りまで本当に快晴で、こりゃー元旦もいい具合にいくんじゃないかという予想で31日は早々に床に入り、まるで遠足に行く前の日のようにわくわくしながら眠りにつきました。

明けて元旦早朝。
まだ空も暗く、しかしなんだか東の山は霧で見えないような...(不安。
それでも元旦ハイクは初挑戦。しかもいきなり1時間歩くっつー。やっぱり不安。
でもそんな不安は今年はなるべく乗り越えましょう。
絶対スタミナ不足になると直感して、バナナ3本と水1.5lをかばんにぶっこみまして、
前日晴れ渡ったので絶対寒くなるはずなのでものすごく着込みまして、
トレイルを歩くんだからっつーことで登山靴を履きまして。
体力が足りない分、できるかぎりの万全の体制でハイクに望みました。

6時。
某所に集合してあゆみヒャンの車の後について山道を登る事しばし。
Regional Parkの入り口は、まだ日の出前なので閉まってました。
その近くに車を停めて、さぁハイク開始。

しかしまぁ見事な濃霧。
寒いし...。ブレアウィッチかよ!みたいなノリでございます。
我々の20ft先も20ft後も見えない状態で、
あゆみヒャンと旦那さんと、彼らの犬達が先になって歩き始めました。

歩きながら
「もうすぐじゃん?怖いヤツが出てくるのって」とか
「今なんか出て来たらアテクシが一番最初の犠牲者だね」とかいいながら
凍ったトレイルを歩きます。

写真:まりヒャン撮影
出だしから30分もすると、もうかなり暑くなって参りました。
あづー」とか言いながらマフラーを外し、帽子を取り、手袋を取り、
ぐんぐん歩きます。まりヒャンが途中「あー血糖値が下がって来たー」というのですかさずまりヒャンにバナナで燃料補給。
コノ時自分も補給しておけばよかったのかも。


そのうちみんなの歩調からだんだん外れて、あきらかに燃料と体力のなさを実感...。だんだん坂がきつく感じるようになって、息もあがってきて、でも皆は歩調を崩す事なくどんどん先へ...霧の中に消えそうに...。慌ててバナナを一本食べて歩き続けるも、彼らとの距離はだんだんと大きくなっていくばかり。
「もうだめじゃ。アテクシを置いて皆先にいって」という言葉が脳裏を横切る度に、誰かが待っていてくれて励まされ、「うぇーんありがとうがんばる」と、また元気が沸いてくる。

何回かそんな心やさしいフォローに励まされつつも、
「もうまじだめっす。アテクシの事はいいから皆がんばって!いつまでもアテクシのことを忘れないでね!」とかわけわかんない事が脳裏をよぎった瞬間、目的地のベンチが霧の中に浮かび上がって来たではありませんか!すげー!こりゃすげー!筋書き通りじゃん(違!

なんか正月しょっぱなからすごいイベントで、血糖値が下がりまくって体力の限界に疲れた脳みそが作った物語に1人感動しましたよ。

で、7時16分頃目的地到着。

しかししかし。周りがだんだん白みつつなってきても、濃霧は一向に晴れる兆しを見せません。んー。素晴らしい[違]。

でも目的地まで来たんだし、心にも余裕が出て来て記念写真とか。

写真:まりヒャン撮影


まだそれでも霧が晴れませんよ。寒いし。
右をみても...

左をみても...

見事に何も見えない...。
「もう行こう」という事になり、違う道を通って帰る事に。

帰る頃にはだんだん霧が晴れてきて、周りの景色も見えるようになってきました。
こうなってくると暗くて霧でほとんど見えない往きと違って心に余裕が出ます。
だから写真もたくさん撮ってるし(笑。

そうこうしているうちに下り坂も緩やかになり、山の間から光が...!


ご来光〜!
早速皆で拝んでみました。

いやぁ、目的達成。めでたしめでたし。

そしてこの後、我々は初春鍋寄合へと突入するのでした。
なんという楽しい幕開けでしょう。スバラッス。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。